予防・治療について

2025.08.20  今がお得!犬・猫の健康診断が最大20%OFF|年齢別に選べる最適コース

愛犬・愛猫にも、定期的な健康診断が欠かせないことをご存じでしょうか。
犬や猫は自分で不調を訴えられないうえ、人より速いスピードで歳を重ねます。そのため、気づいたときには病気が進行しているケースも珍しくありません。

今回は、ライフステージ別の健康チェックポイントと、当院が9月1日〜11月30日に実施する秋の健康診断キャンペーンをご紹介します。愛犬・愛猫の健やかな毎日のために、ぜひこの機会をご活用ください。

■目次
1.犬・猫の年齢と人間年齢の目安
2.子犬・子猫期(〜1歳)の健康診断
3.成犬・成猫期(1〜7歳)の健康診断
4.シニア期(8歳〜)の健康診断
5.アイ動物クリニック「秋の健康診断キャンペーン」
6.健康診断を受けるときに知っておきたいこと
7.まとめ

犬・猫の年齢と人間年齢の目安

まずは、犬や猫の年齢を人間の年齢に換算する方法をご紹介します。
(犬種や体格によって差があるため、あくまで目安としてご参考ください)

体格・種別 人間年齢への換算式(目安) 平均寿命
小〜中型犬・猫 24+(年齢−2)×4 小型犬 14.78歳/室内猫 16.34歳
大型犬 12+(年齢−1)×7 中〜大型犬 14.37歳

この計算式は、犬や猫の年齢を人間の年齢に置き換えるための一般的な目安です。
小〜中型犬や猫は「最初の2年で約24歳」まで成長し、その後は「1年ごとに人間の4歳分」ずつ歳をとるとされています。

たとえば、7歳のミニチュア・ダックスフンドの場合は次のように計算します。

① 年齢から2を引く → 7−2=5
② ①の数字に4をかける → 5×4=20
③ ②に24を足す → 20+24=44歳相当

一方、大型犬の場合は少し計算方法が異なります。「最初の1年で12歳分」成長し、その後は「1年ごとに7歳分」ずつ歳をとるとされています。

たとえば、7歳のゴールデン・レトリーバーの場合は以下のとおりです。

① 年齢から1を引く → 7−1=6
② ①に7をかける → 6×7=42
③ ②に12を足す → 42+12=54歳相当

このように、年齢の進み方には個体差がありますが、犬や猫は人の4〜7倍のスピードで歳を重ねていきます。だからこそ、ライフステージに応じた検査やケアを定期的に行うことが、健康寿命を延ばす大切なポイントとなるのです。

子犬・子猫期(〜1歳)の健康診断

子犬・子猫のうちは、体のつくりや健康状態が大きく変化する大切な時期です。
この時期の健診では、成長に問題がないかを確認することに加え、将来の健康管理にも役立つ情報を集めていきます。

発育チェック:体重・体格の推移、乳歯から永久歯への生え変わり など
先天性疾患の早期発見:心雑音、骨格異常 など
ベースラインデータの確立:体温・血液検査・ワクチン接種歴 など

生まれて間もない時期に基礎データを残しておくことで、今後の微妙な異常にも早く気づけます。

成犬・成猫期(1〜7歳)の健康診断

この時期は、見た目には元気に見えても、体の内側では少しずつ変化が起きやすくなる年代です。生活習慣病の早期発見日々の健康管理の見直しにつなげるためにも、年に1回の健康診断をおすすめしています。

身体検査:皮膚や被毛の状態、歯の汚れ、しこり、心音などを確認
尿・便検査:腸内環境や寄生虫の有無、泌尿器の状態を評価
血液検査:肝臓・腎臓の働き、ホルモンバランス、炎症や貧血の兆候をチェック
レントゲン検査:骨や関節、内臓の位置や大きさの変化、結石や腫瘍の有無を確認
超音波検査:心臓やお腹の臓器の動きや内部構造を詳しく見るために有効

目的や愛犬・愛猫の体調にあわせて、かかりつけ医に相談しながら適切な健診を受けましょう。

なお当院では、秋のキャンペーン期間中にご利用いただけるお得な健診コースもご用意しています。血液検査を中心としたコースと、画像検査まで含めたコースの2種類があり、愛犬・愛猫の状態に応じてお選びいただけます。

シニア期(8歳〜)の健康診断

8歳を過ぎると、体の内側ではさまざまな変化が起きやすくなり、腎臓病・内分泌疾患・白内障・腫瘍などがみられることもあります。また、複数の病気を同時に抱えていたり、進行が早まったりすることもあり、注意が必要な時期です。

この時期の健康診断では、成犬・成猫期と同様の基本検査に加え、以下のようなチェックが重視されます。

心臓や腎臓の状態確認:症状が出にくい病気の早期発見に
甲状腺ホルモンの測定(T4):甲状腺の病気(機能低下症・亢進症)の兆候を捉える

年齢を重ねた犬や猫では、病気の発見が少し遅れるだけでも治療に大きな差が出ることがあります。そのため、年2回の健康診断でこまめに状態をチェックすることが、健やかなシニア期を過ごすための大切なステップです。

当院の秋の健診キャンペーンでは、甲状腺ホルモン検査を追加できるオプションもご用意しております。体調の変化が気になる際には、かかりつけ医と相談しながら、必要な検査を受けるようにしましょう。

アイ動物クリニック「秋の健康診断キャンペーン」

秋の健康診断キャンペーン(2025年9月1日〜11月30日) ライトコース(身体検査+血液検査)が9,900円→8,250円、スタンダードコース(身体検査+血液検査+レントゲン+超音波)が30,800円→24,750円、追加オプションの甲状腺ホルモン検査(T4)が4,400円→3,850円。すべて税込価格。

季節の変わり目は、体調の変化にも気づきやすいタイミングです。そんな時期に合わせて、通常よりもお得に受けられる健診キャンペーンをご用意しました。愛犬・愛猫の健康チェックの一環として、ぜひご活用ください。

 

健康診断を受けるときに知っておきたいこと

健康診断を受ける際に、知っておくと安心なポイントをご紹介します。

日頃の様子をメモしておく
食欲、排便・排尿、動き方、呼吸の変化など、気になることがあれば簡単にメモしておきましょう。問診の際にお話しいただくことで、検査結果の評価や生活面でのアドバイスに役立ちます。

過去の検査結果があれば持参を
他院での検査歴や治療歴がある場合は、その結果や経過も参考になります。できる範囲で資料をご持参いただけると安心です。

検査結果は一緒に振り返ってみましょう
当院では、健診後に検査結果を丁寧にご説明し、ご不明な点があればしっかりとお答えいたします。過去の数値と比較することで、わずかな変化にも早く気づくことができます。

また、季節の変わり目は健診に適したタイミングといわれています。気温や湿度の変化で体調を崩しやすくなる時期でもあるため、夏の疲れが出やすい秋や、寒さが本格化する前などに受診しておくことで、よりよい健康管理につながります。

もしご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ

犬や猫は言葉で不調を伝えられないからこそ、健康診断は大切なサポート手段です。ライフステージごとの変化にあわせて定期的に体をチェックすることで、病気の早期発見・早期治療につながります。

特に体調を崩しやすい季節の変わり目は、健康状態を見直す絶好のチャンスです。当院の「秋の健康診断キャンペーン」では、年齢や体調に合わせたコースを通常よりもお得にご利用いただけます。まずはお気軽にご相談ください。

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<参考文献>
環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」
一般社団法人 ペットフード協会「2024年の全国犬猫飼育実態調査」